兄弟や家族でのいざこざがあっても学校などで友だちとよい関係がもてれば、そのゆがみは改善され、前向きな気持ちで生活ができます。子どもたちは生活しているなかでいろいろな行動を相手によって使い分けることもあり、親の機嫌のいいときは甘え、友だちが親切にしてくれるときには親切にしたがうし、教師が強圧的に出たときは反抗的になる、といった行動や姿が見られる。子どもたちを教育しようと思うなら、子どもたちの間に信頼関係を築かなければならない。教師が先に子どもたちを尊敬し、信頼をしなければいけない。また、子どもたちがよくないことをする場合、自分が正しいとは思っていない、それが不適切な行動であることを知りながら他にどうしていいかわからないから、そのような問題になる行動にでてくる。学級や学校の中に自分の居場所を見つけるために、思いつくひとつの方法が問題になる行動なのです。そんなことになる前に感じとり、居場所を見つけてあげることが必要です。朝や授業などで教室に入るときに「おはよう」「始めます」などの声をかけ、教室内の様子を感じとるようにする。教室内の汚れや、机の並びが乱れ雑になっていることは子どもたちの気持ちが乱れ始めていることです。朝の挨拶や授業で子どもの名前を呼ぶときでも、一人ひとりの顔を見ながら、子どもたちの表情や声の大きさなど、様子に気をつけることが大切です。低学年の場合など、子どもの目線で話をしたり相談や声をかける姿勢が必要です。ある子どもがいじめや問題のある行動があった時は、その子どもを信頼しているなら注意したりどなったりしないで「その子どもは何かきっと考えがあるに違いない」と感じとり、その子どもと時間をかけて話し合い、問題によっては学級全体で話し合い、全体の意見を聞くことも大切です。
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