では、北米、ヨーロッパなどの西欧先進国の美容外科医療(整形・エステ)はどうなっているのか?ヨーロッパでもスペイン、ポルトガル、フランス、イタリアのほうが、イギリス、スウェーデンなど北欧社会より積極的に行われている。どうやら美容外科医療(整形・エステ)を受けるにはある程度のノリが必要で、深刻に考え過ぎると躊躇する、といえるだろうか?。英国にいたってはほとんど美容外科医療についての話題すら出てこない。北米でも英国の影響を受けるカナダやオーストラリア、ニュージーランドでも、そこそこ行われている程度であろう。例外は米国である。ハリウッドやハワイなどの特殊な場所で盛んに行われており、これらの地域にはいわゆる。プラスチックピープルが存在する。。プラスチックピープルとは、映画俳優やファッションビジネスなど、外見的魅力を最重要視する特殊な職業人のことだ。これらの人たちにとって、美容外科医療(整形・エステ)はなくてはならない「衣装」のようなものであるだろう。西洋人は、東洋人よりも皮膚が薄く、まるでセロファン紙のようにペラペラしている。また、男性より女性のほうが皮下組織に存在するタンパク質から成る弾性線維が少ない。そのため、女性はある一定の年齢に達すると顔の皮膚がたるみやすい。ハリウッドの映画女優にとって、顔のたるみは「老い」を強く感じさせるため、致命的な欠点となる。したがって、顔面フェイスリフトは、なくてはならない治療なのだ。ハリウッドではフェイスリフトの症例数が多いため、この治療のみ行う専門医がいる。どうやら、英国や北欧の場合のように、美容外科医療(整形・エステ)に対して保守的な西洋人たちは、「どうしてもフェイスリフトのような手術が必要だ」と思った場合はわざわざハリウッドにまで出かけて治療を受けているらしい。