日々の生活は子どもの体調、学年によって状況が少しずつ変わりますから、必要に応じて見直していきましょう。余裕がありすぎたり、逆に無理があったら適宜修正し、バージョンアップしながら受験態勢を整えていきます。なぜこんな細かなスケジュールを立てるのかというと、主たる理由は、集中力を身につけるためです。学習するときは集中してやる。遊びの時間は何もかも忘れて、思いっきり遊ぶ。それが勉強の効率を高める最良の方法だからです。よくお母さんから「勉強しなさいと言っても、テレビばかり見てけじめがつかない」という悩みを聞きます。それはしっかりした時間割をつくれば、たいがいは解決する問題です。子どもにしてみれば、好きなテレビ番組があれば見たいものです。こんなときに、「勉強しなさい!」と言われても絶対にやる気にはなりません。時間の過ごし方をあやふやにしてはいけないんです。そのためには最初から親子で約束をして、スケジュールを決め、見るテレビ番組も決めてしまう。もちろん子どもによって許容範囲に個人差がありますから、「食事、お風呂以外の時間はすべて勉強」などと決めてしまうと、パンクする子もいるでしょう。ですから、親が子どもの様子をしっかり見ながら、できる範囲ギリギリの勉強時間を確保し、それ以外の時間は自由にテレビを見ることを許してあげる。そうすればいさかいも起きず、子どもの態度にイライラしながら注意する回数が激減するはずです。