人員を増やし公開もスピード化

2012.01.23

いよいよ競売入札の実際はどうなっているのかみてみましょう。不動産競売物件はまず各地の地方裁判所から公表されます。競売物件が増えて、各地方裁判所がいま大きく変わろうとしています。担当の人員を増員し、物件資料閲覧のスペースを大幅拡張。実際に東京霞ヶ関の東京地裁三階にある競売物件明細書閲覧室でも、ここ一年半ぐらいの間に随分さま変わりしました。現在では競売物件資料が公開される閲覧開始日には、八〇席しかない閲覧室に100〜110人以上の人が溢れています。

(参考情報)
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三分の一ぐらいの人は席もなく、立ったまま資料を閲覧するというのがずっと続いています。なかでもいい物件の資料は引っ張りだこで、予約が殺到し二〜三日経たないと目指す資料が閲覧できないことが通例になっています。裁判所は閲覧日前にコピーの予約を受け付けるようになったくらいです。競売物件の増加で確実に儲かっているのは、コピー(一部四〇円)を担当している裁判所の司法協会ではないかとカゲロを叩かれるくらいです。二年ぐらい前までは、ここにくるのは、競売に関わっている業者が中心でしたが、いまでは一般の人たちが多くなりました。なかには自分の住む物件を探す人たちに混じって一般の投資家も増えています。これは東京地裁ばかりでなく、大阪、名古屋、仙台、横浜のほか八王子、浦和、千葉などの地方裁判所でも同様です。